書道の道具ってお金かかりそう。
決まりも多くありそうで敷居が高い感じがする。
道具・用具は100円ショップでだいたい揃えられますね。
書道教室に通うなどの予定でなければ、
あるもので代用していくと気楽に始められますよ。
趣味として書道が気になっているけど、
・書道教室に通う予定はない
・古典などの手本を習うより、筆文字を楽しみたい
という人向けに、これだけ準備すれば始められる道具・用具を紹介します。
・100円ショップで買える
・6点あればできる(筆、紙、下敷き、文鎮、墨液、硯)
・買わなくても代用すればOK
100円ショップでそろう
100円ショップは文房具がかなり充実していることは、皆さんご存じかと思います。
書道用品もなかなか充実しております。
事務用品よりの文房具ではなく、学校教材の補充といった感じで並んでいることが多いです。
それで、何を買えばいい?
まぁ、焦らずに行きましょう。
はじめから全て買いそろえるのは大変です。
買わずに済むこともありますので、
まずは必要な用具の確認をしていきましょう。
まずはこの6点(筆、紙、下敷き、文鎮ぶんちん、墨液、硯すずり )
・・・10コありますけど?
・・・・・。
(6コ用の画像を作り忘れました)
ピンクのラインが引いてある6点にご注目ください。
筆、紙、下敷き、文鎮、墨液、硯があるとはじめられます。
なお、この6点については、私、陸羽が独断と偏見で選んでおります。
6点の用具紹介
筆 | 書道用の毛筆。名まえ用の小筆とセットになっていることもある。 |
紙 | 書道用の半紙を選ぶとよい。滲みの有無も選べる。 |
墨液 | 出し入れ簡単。濃度調節の必要がない。 |
硯 | 軽いプラスチック製がありますが、後で墨を磨りたい方にはオススメしません。 |
下敷き | フェルト製だと使いやすいです。補助線が入っているものもあります。 |
文鎮 | 筆で書くと摩擦で紙が動きやすいです。重みがあるもので押さえてください。 |
上記の6点があれば、書道がはじめられます。
実際買おうとすると、
「墨液」とあっても天然素材のものか、合成糊剤のものかなど、いくつか種類があって混乱することもあるかと思います。この解説については別の記事を用意したいと思います。
代用も考える
できれば、お金は抑えたいので代用できそうな物も紹介しておきます。
用具 | 代用 | メモ |
---|---|---|
筆 | 筆ペン | 大きな字を書くのには向きませんが、筆で書く楽しさは十分にある。 |
半紙 | 好きな紙 | ハガキや色紙を選ぶと、「作品」感がでる。 |
硯 | 使い古しタッパー | 墨液だけの利用なら、硯にこだわらなくても大丈夫。 |
文鎮 | ペーパーウェイト | 「書道用」にこだわらなくても、紙が動かなければ良し。 |
だんだん書道からズレてきているような・・・
たしかに 笑
趣味で始めるなら、
なるべく敷居は低くしたいと思い、
つい・・・
えぇ、まぁ、ご容赦ください。ませ。
それから4点(筆置き、小筆、墨、水差し)
あると便利・楽しみ方が増えるといった4点のご紹介です。
筆置き | 筆が転がるのを防ぐ。水差しと兼用になっているものもある。 |
小筆 | 名まえや写経などに使える。 |
墨(固形) | 書くだけではなく、より書道の時間を楽しめます。 |
水差し | 墨を磨るときに使う。一滴ずつ差して濃度調整ができる。 |
小学校の書道セットには入っているけど、小筆以外は、
いまいち使えていなかった物ではないでしょうか?
余った墨液をプラスチック製の水差しで吸い上げ、次回に使う。
なんて、小学校時代にしたことありませんか?
これって書道?
ここまでの紹介で、書道から随分とズレているのでは?と感じられた方もおられると思います。
「書道」って言うより、
「筆文字」を楽しむための用具紹介という
印象かな。
そうですね。
「書の道」の前の、
「書の入り口」をご紹介させて頂きました。
初心者さん向けですので、ね。
書道とは、「書の道」となります。
「道」とつくとやはり、教育的側面というか、精神論・人生論などが結びついてきます。文化とか伝統とかもあるでしょう。
踏み込めばその奥深さ、難しさに魅力を感じることもできますが、
深すぎるがゆえに、慣れない人には威圧感を与えているように感じます。
なので、まずは「気楽に」。始めるきっかけは楽しいものであってほしいと思うのです。
「筆文字」をきっかけに、書道仲間が増えると嬉しいなぁと期待しております。
まとめ
気楽な趣味として書道に触れてみたいという、書道初心者さん向けに、
お金をかけずに用具をそろえる方法をご紹介しました。
・100円ショップで買える
・6点あればできる(筆、紙、下敷き、文鎮、墨液、硯)
・買わなくても代用すればOK
書道初心者の方の参考になれば幸いです。
楽しんで行きましょう。