写経って難しそう。決まり事も多そうな感じがします。
そうですねぇ。そこはかとなく感じる堅苦しさがありますよね。
そういえば、100円ショップで売っている般若心経の練習帳がいい感じでしたよ。
気軽にはじめられると思うので、おすすめです。
へぇー
この記事では、100円ショップ(ダイソー)の般若心経の練習帳を使ってみた感想を中心にご紹介します。写経に興味がちょっとあるけど、何からはじめて良いかわからないという方の参考になればと思います。
一緒に見ていきましょう!
ダイソーで売っている般若心経の練習帳で写経
今回は、こちらの練習帳を使ってみていきます。
(※筆ペンは100円ショップで購入したものではありません。)
1、現代語訳が読みやすい
表紙にも記載されてありますが、現代語訳と解説がわかりやすく、とても易しいと感じました。長い文章ではなく、一口メモのように簡単に書いてあるので、気負うことなくページをめくることができます。
意味を理解してから字の練習をはじめられるので、写経をしてるなぁと実感できるかと思います。
2、表紙とサイズ
写経というと、長めの紙一枚を広げるイメージがありますが、これは冊子タイプ。サイズはB5サイズのノートと同じくらい。中に清書用の写経用紙もありました。
写経用紙は、日常生活の中では特殊なサイズ感なので、置き場所が決めづらいという点がありますが、冊子タイプなので本棚や机に立てておくことができます。
3、写経をはじめる前の準備に
ペンの持ち方、筆・筆ペンの持ち方と選び方が解説されているので、自分が使う予定の筆記用具の確認ができます。
写経をする際の心得も書いてありますが、これは参考程度にしました。大切なことですが、始める前に色々と詰め込もうとすると億劫になってしまいそうだったので。気合いを入れた清書の時には意識してみようかな、と思っています。
4、書いていこう
それぞれ字の気をつけるポイントの説明があります。左下では書き順の確認もできますね。
薄く、中心線が入っているのでバランスが取りやすいと感じました。
えんぴつ・ペンで練習した後、筆・筆ペンで書いていきます。
反復練習。
右はえんぴつ、左は筆ペンで書いています。
5、気に入った点
1つめは、ページ下にある「解説」。仏教の知識がなくても、聞き慣れない用語に触れることができます。
2つめは、これまたページ下にある「豆クイズ」。覚える必要性もなさそうだけど、ついつい答えを確認してしまいましたね。なんか好きです。こういうの。
3つめです。
手本を見ながら、1、なぞり書きをし、2、自分でも書いてみる欄がそれぞれ設けられていて、練習しやすいと感じました。
普通な感じがしますが、手本となぞり書きが一緒になっているものってわりと多い気がします。それだと見返したときに、自分が書いた黒色ばかりが見えて、下になってしまった薄字の手本と比べにくいことがあります。となりに見比べられる手本があるのは嬉しいです。
6、注意点
筆ペンで書いたところにインクの裏抜けがところどころにあります。
書き終えてしまったページに裏抜けしても気にならないのですが。
これから、えんぴつで書こうとする場所にインクの裏抜けがあるとやや気になりました。
7、えんぴつから筆ペンの練習はやりにくかった
この練習帳は、1つのページに「えんぴつ・ペンの練習」欄と、「筆・筆ペンの練習」欄が設けられています。これは、ペンで練習したい人と筆タイプで練習したい人、それぞれに向けて用意されているものだと思います。
今回私は、えんぴつ・ペン欄ではえんぴつを使い、その後筆ペンに持ち替えて筆欄を書きました。(律儀なものですから 笑)
私の書き方の癖で、えんぴつの筆圧は一定を保ちますが、筆ペンでは力を入れたり抜いたりと筆圧が一定ではありません。この違いのせいで、えんぴつで書いた後すぐに筆ペンに持ち替えると、なんとなく練習にやりにくさを感じました。
同じページで、同じ字を書いていても、違うものを練習しているような感じです。
どちらかに絞るべきだったなぁと思っております。
8、試しやすい価格
写経を初めて試してみようという初心者の方に、いきなり写経用紙20枚セットなどを買うのはなかなかハードルが高いと思われます。
100円(+税)ならはじめやすい価格だと思いました。気になった方はぜひ試してみてください。
9、まとめ
全体を通して作りが丁寧だと感じました。じっくりマイペースに取り組めそうです。
インクが多めに出てくる筆記用具を使う場合は、裏抜けや乾きの状態をチェックしながら進めた方が良さそうです。
書くだけでなく、読むのにも楽しめる一冊でした。
なので、写経の初心者さんにおすすめです。
おわりに
今回は、ダイソーで売っている『般若心経 練習帳』をご紹介させて頂きました。
写経をしてみたいけど、何からはじめて良いかわからない方の参考になれば幸いです。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
貴重な時間を割いていただき、心から感謝しています。
今回使った筆ペンはこちらです。