【書を楽しむ】写経の意義とは?30代女性の私が取り組む5つの理由

気軽に始める「書」

こんにちは。
まったり書道を楽しんでいる陸羽りくうです。書道歴25年以上で師範資格あり、途中ブランク期間もありの、現在は独学中の者です。

今回は、わたくし30代女性が写経をする意義についてご紹介したいと思います。
20代でも80代でも、性別も関係なく、興味を持っていただけるだけで嬉しいのですが。

写経が気になっているけれど、何となく、はじめるきっかけがないなと感じている方の参考になればと思います。

この記事では、以下のことを解説・紹介していきます。

・写経をする5つの意義
・はじめるのは簡単
 (飽きても安心。金額の負担は少)

りくう
りくう

よろしくお願いします‼︎

写経をする5つの意義

1、ストレス解消

写経は無心で字を書くことができます。


その瞬間は日常の喧騒やストレスから離れ、内面の平穏を得ることができます。上手、下手にこだわらず、ただひたすら書いているなかで自分の冷静さを取り戻していく感じです。

心が乱れたとき、深呼吸をしてから写経に取り組むと冷静さを取り戻すので、心の安定とストレス解消の有効な手段となります。

2、文字の美しさや書道の練習

写経は美しい字体を書くための練習としても有効です。
文字の形を丁寧に書き写すことによって、書道や筆文字の技術を磨くことができます。

筆や筆ペンに馴染みのない方にとっては、新しい文房具を楽しむきっかけでも良いのではないかなと思います。

3、文化的・歴史的な価値への関心

写経は古くから行われてきた伝統的な活動であり、日本や東アジアの文化や歴史に深く関わっています。

般若心経で言えば、もともとはサンスクリット語で書かれたものを玄奘げんじょう(唐代の中国の僧)が翻訳し、その後日本へも伝わり広く認知されています。

写経を通じて、日本だけでない歴史や文化に触れるきっかけにもなるので、たまに掘り下げて調べてみるのも楽しいと思っています。

4、精神的な成長と自己探求

写経は仏教の伝統的な実践なので、精神的な成長に役立つはず。
という、私の場合はとても俗っぽい理由ですけれども (;^ω^)

仏教の教えや哲学に触れることは、自己啓発や内面の探求を進める助けになると考えています。
写経はそうした教えや哲学に触れるための、自分に合った手段のひとつになっています。

5、自己集中とマインドフルネス

写経は反復的な文字の書写作業であり、集中力が必要です。
この反復的な作業は、心を一つのことに集中させ、マインドフルネス状態に導くことができる、らしいのです。

マインドフルネスとは「意図的に、現在の瞬間に注意を集中すること」を意味します。このマインドフルネスの状態へ行くことができると、ストレス軽減や集中力アップが効果として期待できるようです。

私はこれについては、結果そうなったらいいなと副産物的に捉えています。
書いている間はもともと集中しやすいですので、他のことでも集中力がアップしていたらラッキーかなぁという感じです。

まとめ

以上が、30代女性の私が写経をする意義についての5つの理由です。

最後の1つは後付け感が否めませんが (;´Д`)
写経とマインドフルネスはどうやら相性が良いらしいという記事をいくつか目にして、自分のしていることって良いことだったのかもと嬉しくなり、意義の一つとして紹介しました。

写経は個人の信仰にも関わることですので、様々な受け止めかたがあるかと思います。自分には合わないなと感じた方は無理しないでくださいね。

100円ショップで練習帳が売っている

写経に興味を持たれた方、ぜひ一度試してみることをお勧めします。
100円ショップでも般若心経の練習帳が売っていました。専用用紙なども。

途中で飽きても、痛手が少ないので気軽に始められそうです。

次回は、ソレ(般若心経の練習帳)を試してみます。

ということで、100円ショップで購入した練習帳で実際に練習してみます。
その使った感想などを報告したいと思います。


それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました。

おまけで、
100円ではないけど、セットでわかりやすいのも良い・・・